バチェロッテ あの子が結婚するなんて!


想像以上にひどい映画で笑ってしまった。

あらすじ。ミツバチ軍団と呼ばれていた主人公たち4人組は学生時代の頃から仲良し。が、その中で一番デブの女の子がイケメン結婚するということになってほか3人は驚き。結婚前日のホームパーティでそれなりに盛り上がるものの、興奮冷めやらぬ3人はその後も酒を飲みながら騒いでいた。

酒を飲んでる最中に「あの子のウエディングドレス持ってきてよw あの子の体型だったら私たち2人は入れるんじゃない?」などと悪ふざけ。そして案の定ドレスを破いてしまう。


そんなわけで、深夜にもかかわらず翌朝の式に間に合わせるためにドレスを直そうとあっちこっち行くという話。



自分たちは独身なのに一番ブスでデブなあの子がなぜ!?という嫉妬と、どうにもならないドレスをひそかに直さなければいけないという焦りのせいでかなりテンポが速い。


個人的に一番面白かったのが代わりのウェディングドレスを見つけたものの、「私が好きなデザインのウェディングドレスを他の人が着てるのを見送るのは絶対イヤ! 地面舐めるほうがマシよ!」「じゃあ舐めなよ」という展開。基本的に全員がテンパりながら行動してるので、グダグダな感じ。


ただ、個人的にやたらと犯罪してるのがあまり気に入らないんですよね。「ケータイなくしたの」「じゃあ盗めばいいじゃん」とサラッと言ったり。


ここ最近自分が見た恋愛コメディでは、なんか平然と犯罪してることが多くて残念なんですよね。個人的に犯罪は命がかかってるとき以外はやめて欲しいなーと。アクション映画なんかだと納得できるので、価値観の違いだと思いますが。


普通のシリアスなラブストーリーにしたら重すぎるテーマですが、コメディにすることでギリギリ笑えるようなデッドボールギリギリの映画でした。