トロン:レガシー

トロン:レガシー [Blu-ray]

トロン:レガシー [Blu-ray]

TSUTAYAにやたらと置いてあったので面白いんだろうと思ってレンタル。

率直な感想としてはCGは良いけれどストーリーがいまひとつ。


主人公は子供のころ、父親からトロンの話を聞かされていた。トロンってのはSF系のヒーローで、ゲームにもなってる。「明日はゲーセンに行こうな」と父親から言われるものの、失踪。

数十年後に父親の知り合いからポケベルを渡される。それに導かれて古びたゲーセンに行くと、トロンの筐体が置いてあった。主人公はそれをプレイしようとするが、その筐体が動くことに気づく。筐体を動かすと隠し扉があり、そこの先からゲームの世界に入ることができた……。


というのが大まかなストーリー。


ゲーム内の世界は実にSFチックで、太陽の光がなくて人工の光ばかりなのが雰囲気を増していた。こういうSF系でありがちな『無理やり戦闘に参戦させられる』のはお約束だけど、その戦闘はなかなか面白い。

この作品の中では円盤投げ対戦とレース対戦があって、どちらもCG使いまくりで非常に面白かった。特にレース対戦のほうは「こういうゲームあったら楽しそう」と思えるぐらい。


が、一方でストーリーが今一つだった。ゲーム内の世界での再開、そこからの脱出という大まかな流れはともかくとしても、ハラハラドキドキ感が欠けるし、なんとなく展開も読めてしまった。登場人物がそこそこ多いものの、割と唐突に登場するのでポカーンとしてしまった。


個人的にはオチが非常に今一つで、なんで魔法が使えるんだよとか、なんで二人なんだよとかいろいろとモヤモヤしてしまった。


ググってみたけど、どうやらトロンからの続編だった様子。前作を見れば面白さが増すのかなぁと思ったけど、まだ見てないのでそこまでの評価はできず。とりあえずこの作品だけで言えばガッカリ映画だった。