キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー

キャプテンアメリカシリーズの第2弾。といっても1990年にも映画化されてるので第3弾とも言えるけど、繋がりを考えると第2弾あつかいでいいのかな。

シナリオとしては前回『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』からそのまま続いている感じ。前回の戦いの後、キャプテンアメリカは現代で暮らしていた。SHIELD(シールド)でニックの元で働いていたものの、秘密が多いニックと対立。そんなある日、銃撃されたニックが駆け込み「誰も信じるな」というメッセージとともに倒れた……というストーリー。

前回は観たのだけどだいぶ前だったので全然覚えてなかった。なので、この話の敵でもあり次回への引きでもあったキャラクターをパッと見てもイマイチ分からなかった。

個人的な好みとして、次回への引きがある映画があまり好きじゃないんですよね。あくまでも映画は1作品で完結してほしいな、という感じ。『1作で完結したけど好評だったから2作目作ったよ』という展開は好きなんですけど。なので、今回の映画は個人的にイマイチなストーリーだったなと思っております。


しかしアクションはとても面白い。キャプテンアメリカって基本的に盾1つで戦う近接型パワーキャラで、今回は空を飛べる人も1名しか居ないので、必然的に近接戦闘がメインになりがち。そんななかでUFOみたいな空飛ぶ巨大な敵に上手に立ち回ってたのがとてもよかった。

また、近接メインゆえの狭い場所での戦闘も映える。エレベータ内でのドタバタした戦闘なんか個人的にはとても好き。ただ、狭い場所での戦闘ってカメラが目まぐるしく動くので爽快感はあるもののちょっと見づらいのが難点。


CGの能力が上がったため、アメコミの実写映画が増えたのが嬉しい限り。超人アクションをするにはアメコミがピッタリなので、ド派手なアクションが見たい人はぜひ。